保育士資格の注目される背景
保育士になるのが子供のときの夢だったという方も多いのではないでしょうか。先日もラジオで子供が、「お母さんのような優しい保育士になりたい」と話していました。少子化とは裏腹に今、保育士資格が注目されています。子供が少なくなっている時に保育士資格の人気が高まっていることに疑問をもたれているかもしれません。いろいろな制度で子育て支援対策が取られていますが、現実問題として、単に手当といった金銭的な問題ではなく、子供を預かってくれるところが不足しているのです。
少子化といっても夫婦共働きの核家族が多いです。働いている間は、誰かが子供の世話をしなければなりません。そのような家庭の子供をサポートするのが保育士のいる保育施設なのです。また、男女雇用機会均等法により女性も男性と同様に働くことも多くなり、勤務時間も増えています。公的な保育所などは、預かってくれる時間も短く、仕事が終わってから迎えにいくのも難しいところがあります。夜10時など遅くまで預かってくれろ保育所などが必要とされているのです。
1999年以前は、保育士資格がなく、女性なら保母さん、男性なら保父さん、などと呼ばれていた時期もありました。国家資格として保育士資格が制定されて保育士という職業が生まれました。保育士になる前も保父さんになる男性もいましたが、男女雇用機会均等法が制定されたことが影響してか、男性も保育士資格を取得して、保育現場で活躍する人も増えてきました。
保育士資格の内容は、乳幼児の保護者が仕事などのやむを得ない理由で保育できないときに、保育できる専門知識を人が保育するための資格です。この保育は、児童福祉法に基づいて保育士が行います。保育士は厚生労働省という国の機関が管轄しています。国の制度では、保育時間は原則として8時間と決まっています。
しかし現実にはそぐわなくなってきて、条件付で延長保育なども行われています。保育対象の乳幼児は、0歳~小学校就学となっていますが、こちらも現実にはそぐわなくなってきています。小学生の児童には一部で学童保育などもありますが、共働きをしている世帯では、小学生の保育の支援制度が不足しているために、どちらかが仕事を犠牲にしているとも聞きます。
保育士の資格を取得する方法は、厚生労働大臣が指定する保育系の大学や短大・専門学校を卒業するか、 保育士試験に合格する、という2通りの方法があります。保育士資格を卒業と同時に取得することができる前者の学校を入学するのが簡単な方法かもしれません。
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